大分県のいちご狩り農園コラム

いちご狩りに行く前に食べ比べできる種類をチェックしよう!美味しい食べ方は?

いちご狩り 種類

いちご狩りに行く前にチェックしておきたいのが、食べられるいちごの種類ではないでしょうか。いちごは、種類によって甘さや大きさが異なります。比較して楽しむのも、いちご狩りの醍醐味のひとつです。お好みの種類を発見できるかもしれません。

そこで今回は、おすすめのいちごの種類と、美味しさが際立つ食べ方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1.いちごの種類を徹底解説!

それではさっそく、いちごの種類別に特徴を見ていきましょう。どの都道府県が産地かにも注目してみてください。

1-1.有名な種類【とちおとめ、あまおう、紅ほっぺ】

まずは、誰もが名前を聞いたことがあるような、有名な種類のいちごです。「とちおとめ」は、当時の優良品種であった、久留米49号と栃の峰から生まれました。栃木県を主な産地としています。大きくて、鮮やかな赤い果実が可愛らしいいちごです。甘さと酸味のバランスが良く、沢山の人に愛されています。時期としては、11月〜6月によく見られるようになります。

「あまおう」は、福岡県の限られた生産者によって作られている、ブランド価値が高いいちごです。赤い、丸い、大きい、うまいの頭文字を取って名前が付けられています。大粒で、丸みのあるフォルムが魅力的です。果汁が多いため、味が濃いのも嬉しいポイントとなっています。こちらは、12月〜5月が旬です。

「紅ほっぺ」は、静岡県産で収穫量が多いいちごです。そのため、いちご狩りによく登場します。名前の通り、綺麗な紅色をしていて、ほっぺが落ちそうなくらいの美味しさです。長円錐形で、やや硬めのしっかりとした食感を味わえます。あまおうと同様に、12月〜5月に店頭に並びます。

1-2.珍しい白いちご【淡雪、天使のいちご、ミルキーベリー】

近年人気となっているのが、白いちごです。品種改良の中で偶然生まれ、栽培が難しいことから、とても高い値段で取引されています。どうして色が白いのかというと、果皮を赤くする、アントシアニンという色素が現れにくいからです。酸味はあまり感じられず、甘い傾向があります。白いちごの食べ放題がある農園があれば、1度は足を運びたいものです。そして、白いちごにもいくつか種類があります。

「淡雪」は、鹿児島県で生まれた後、各地で栽培されています。ほんのりと淡いピンク色に染まった白いちごは、贈り物にもぴったりの美しさです。ちょうど良い甘さが楽しめます。「天使のいちご」は、家庭菜園向けに開発され、育てやすいいちごです。種が赤いのが特徴で、甘みと酸味だけでなく、香りも堪能できます。

「ミルキーベリー」は、栃木県産のいちごです。まろやかな味わいと柔らかな食感に驚かされます。市場でもなかなかお目にかかれないほど希少です。

2.美味しいいちごを見分けるコツ

ここからは、いちご狩りで美味しいいちごを見分けるコツを解説します。

2-1.果実の赤さ

まずチェックしたいのが、果実が赤く染まっているかどうかです。白いちごの場合は例外ですが、完熟したいちごは、ヘタの部分までしっかりと色付いています。糖度が高くなっているので、甘さを存分に感じられます。

2-2.ヘタが反り返っている

ヘタが濃い緑色で、反り返っているいちごは、とても新鮮です。ヘタと果実の間に隙間ができるので、食べやすくなります。

2-3.表面に傷がない

表面に傷がないか確認してみましょう。ハリと艶のある状態が理想的です。また、つぶつぶがしっかりとしている方が鮮度は高くなっています。

2-4.いちごの大きさと形

サイズが大きいいちごには、糖分がたくさん詰まっています。また、先端が尖っているものよりも、平らで丸みがあるものの方が甘みは強いでしょう。

3.いちごの食べ方

完熟したいちごを収穫できたら、さっそく試食してみましょう。いちごをより美味しく食べるには、どのようにしたらいいのでしょうか。

3-1.ヘタの方から食べる

いちごは、先端になるにつれて糖度が高くなっていきます。そのため、糖度が低いヘタ側から食べるようにすると、最後まで甘さを楽しめます。

3-2.練乳は終盤で

いちごと相性抜群のものといえば、練乳ではないでしょうか。いちご狩りでは、練乳が無料でサービスされたり、持ち込み可能になっていたりする場合があります。終盤で味に変化が欲しくなったときは、練乳をかけてみてください。しかし、最初のうちはいちごそのものの甘さを味わうようにしましょう。

3-3.氷水で冷やす

いちごを食べる前に氷水で冷やすことで、より甘さが際立ち、美味しく感じられます。ビニールハウスの中は暖かく、それに伴っていちごも少しぬるくなっています。氷水は、水筒に入れて持参すると便利です。

4.まとめ

今回は、いちご狩りに行くなら知っておきたい、いちごの種類についてご紹介しました。とちおとめやあまおうなどの定番から、白いちごなどの珍しい種類まで、バリエーション豊かないちごが多数存在します。

果実の色や形、大きさやヘタの状態から、完熟したより甘いいちごを見分けることが可能です。美味しいいちごの食べ方を参考にしながら、ぜひいちご狩りを最大限楽しんでみてください。きっとお気に入りの種類が見つかります。

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